この時期。山形の名産といえば、そう「サクランボ」。
我が家の周囲は果樹園で「りんご」「サクランボ」「もも」「ラ・フランス」等々、フルーツだらけの環境。
今は「サクランボ」の最盛期で、今年は例年より7~10日ほど、その時期が遅れてます。
今最盛なのが、ご存知有名な「佐藤錦」。
で、この山形の宝石を自分で買って食べるかというと、お値段高くて躊躇する毎年でして(笑)。
というか、山形に嫁いで自分で買って食べたことが一度もなし。
そう、ご近所さん、知人・友人、の誰かしらが毎年おすそわけしてくれるのです。
ご近所のお友達はこの季節になるとサクランボ農家へアルバイトに出かけます。
そして「もぎ方」「詰め方」に別れ、作業小屋でせっせとこの宝石を綺麗にケースに並べ、出荷。
その出荷できない傷んだものや割れたもの等の「くずサクランボ」をいただくのです。
ところがこの「傷物ちゃん」。甘すぎて割れたものや、ちょっと形が悪いだけではじかれてしまい、味は出荷モノと全く同じ。そして今年は、なんと双子ちゃんといって、実が連結してしまって、出荷できないものが大量に採れてしまうそうで、農家さんは嘆いてるとのこと。それらを毎年大量にいただく我が家。
人口2人なので、毎日毎晩、せっせせっせと食べないと、あっという間に傷んでしまい、もったいないこと、この上ない。
なんせ冷蔵庫に入れてしまうと、とたん味覚が落ちるので、時間勝負のこのサクランボ。
もはや綺麗に器に盛って出す手間も面倒で、塩水にざっとくぐらせたサクランボはザルにそのまま盛られ、あまつさえ新聞紙の上にど~んと置かれ、「早く食べなきゃ」と毎晩夕飯後のデザートノルマとしてすでにビールで膨れたお腹を責めるのでありました(笑)。
でもこんな高級品をこの時期いただけるのはこのうえない喜びなのであります。
でも、あぁ・・・・食べ過ぎて、鼻からサクランボが出てきそうです(ノ∀`)