2013年 4月3~10日まで、ハワイ島で開催される第50回目の「Merrie Monarch Festival」を見に行って参りました。
今回もご多分に漏れず、ハプニング続き。
でもなんだかんだ言いながら、エンジョイしてきたことは間違いないわけで、ようやくおサシンの数々をupしようかと重い腰をあげたアテクシでございます。
ってかさぁ、写真の数が膨大過ぎて、整理整頓するのに1週間以上もかかり、メンドクさくて「もうブログup止めたい」と泣きが入ってたのが事実だったのでありました。(笑)
そして最初にお断り。
膨大なおサシンの数々。はっきり言って楽しくありません。
なぜならば!
どれもこれも後ろ姿ばかりだからなんすよ、そこの奥さん!!
そう、メリモの会場の席のチケットがなんと「自由席」。でもって、50回目の記念すべき今年、通常の自由席までもが「指定席」扱いされとりまして、ほんとに「自由席」自体が少なかったんです。で、あれやこれやあってようやく座った席が、なんとダンサー入場の通路真横の席( ̄▽ ̄;)!!ガーン
「こ、ここってむっちゃカメラに映ってまうやんけ・・・( ̄□||||!!」と思ったのも遅し。カヒコナイトのそのおサシンは、ダンサーの後ろ姿しか撮影出来ないという過酷な席でございました。翌日アウアナも似たような内容。
なもんで、今回のメリモのおサシン。題して「見返り美人図 後ろ姿シリーズ おケツオンパレード」と題してupしたいと思います。「え~~、後ろ姿なんて嫌だわ」というお方はスルーお願いします(笑)。
というか、ワタクシ的に、舞台から見て「正面・右横・左横」の席での観戦は過去何度もあった訳でして、一度「後ろから見た感じはどんなものなのか?」というものがございました←強がりで言ってんでは、ござんせん(笑)
それとアウアナナイトの日は「バンドがどうなってるか見たいよね」といことで「バンド後ろの席」にわざと座っちゃったりして(笑)
なもんで、自分的には「いつにない裏事情が垣間見える席」として満足して観戦してたんでございます。
そりゃダンサー正面から見たかったけどさ。しょうがないよ。後日DVDで見るよ(笑)
ということで、膨大なおサシン、駄文のオンパレードにお暇な方がございましたら、お付き合いくださいませ(笑)
まずは成田よりJALで出発。周りを見れば「フラおばさん&おねえさん」達がほとんど。思ったより、ギリギリの出発のせいか、機内がガラスキでした。
はい、無事ホノルル到着。今回は大して揺れもせず、つまらなかった。行きの機内で「大奥」を見て(・∀・)ニヤニヤしてるアテクシでした。ここで国内線に乗り継いでハワイ島へ。自分でガラガラスーツケースを運びます。
待合室でダラダラ時間を潰してると、いろんな方々と遭遇。はいクム・サバロスもいらっさいました。アラカイのミノアカ先生からお声をかけていただき、撮影していただきました。
クム・サバロス思いっきり「モヒカンヘアー」なんですよ、これでも。でもって「ナイスヘアー!」って叫んじゃったらまんざらでもないようなお顔をされてたクム・サバロス(笑)ケニケニのレイがいい香りでございました。
今回は「HILO」の空港に到着。レンタカーを借りてものの5~7分でホテルにつきました。これはホテル(ナニロアおんぼろボルケーノリゾート)からの眺め。晴れたのはまさかのこの1日だけでした。マウナケア山でございます。
はい、ホテルより車で5分の距離にある「イーディスカナカオレスタジアム」、ここがメリーモナークの会場。ここで、到着してくたびれた身体のまま、前夜祭を見にきました。今回本選もさることながら、この「ホイケナイト」を見に来たと言っても過言でないくらい、このホイケナイトを楽しみにしてたんです。
なぜって。それは50周年特別なプログラムで、かの伝説のハーラウ「ザ・メン・オブ・ワイマープナ」の一夜限りの復活の舞台が見られるからだったんです。その他歴代の伝説のダンサーの数々が見られるとあって、早々と並んでる人々が多数おりました。
メリモのホイケナイトの名物と言ったら、この「ハラウ オ ケクヒ」のパフォーマンス。 このハラウ(お教室のこと)、ハワイ島に代々続いてる伝統的なフラ一族。この会場を作ったこの一族のクム・フラ 故イーデス・カナカオレさん。このハラウは競技会への参加はせず、伝統のフラ・カヒコとハワイ文化継承に力を注いでいる一族でありまして、ホイケナイトのオープニングパフォーマンスでこの一族の素晴らしい踊りを見ることが、毎度の見ものというか目玉というか?なのでございます。
望遠レンズ持参しなかたので、映像が小さくて物足りないですけど。
これはカヒコのあとのアウアナで「カ ウルヴェヒ オ ケ カイ」を踊ってくれとります。なんたってこの曲を書いたのも、この会場の名前となってる「イーディス・カナカオレ」さんなんですから。この一族、イーディスさんの娘がメリモのTV中継でいつも解説されてる「クム プアラニ・カナカオレ」さん。もうひとりの娘さんがメリモのジャッジでもある「クム ナラニ カナカオレ」さん。んでプアラニさんの娘が「ケクヒ・カナヘレ」さん。で、その息子がお茶目なロパカこと「Kaumakaiwa Lopaka Kanakaole」さんになるわけだよ・・・って、書いててわかんなくなってきたし(笑)で、ナラニさんの旦那さんが「シグ・ゼーン」さん。なので、このシグさんも一番前列右端で嬉しそうに踊っております。もちろん衣装は全員「シグ・ゼーン」だよ。
お次のパフォーマーは名門ハーラウ、クム ラニ・ガール先生のとこ。その前にメリモのフラ最初の優勝者によるパフォーマンス「ハウオリ フラガールス」のパフォーマンスがあったんけど、夢中でビデオ撮ってたので、おサシンはなし!なんたってアテクシの大好きな「アンティ・フロー」が踊ってたんですもの!(笑)先頭センターは「クム レイモミ・ホー」先生。
いやぁ。すごい会場もりあがったんです。だってほかのクム達が真面目に踊ってるのに、アンティ・フローったら9割方「下ネタ踊り」にしちゃうんで、おかしいのなんのって!(笑)
そんな盛り上がってるところに、とんでもない偶然が。何年か前「スカラシップフラ」でお世話になったカプア先生んとこの「ハーラウ・カ リコ プア オ カラニアーケア」のアラカイのニッキーちゃんが偶然にも前の席に来たのに気づいたのです。ニッキーを娘のように可愛がってる勝子先生が大興奮で「ニッキー!!」と呼びかけると、ニッキーも「わぁ!!皆さん来てたの!!」とびっくり(笑)なんとニッキーちゃん、一児のママになっており、かわいい娘ちゃんのオサシンを見せてくれました。「私、明日舞台に上がるから」というので「なんで?カプア先生のハラウは出ないのに?」と聞いたら「でも、出るからお楽しみに!」っていたずらっぽい目をして笑っておりました。で、翌日その謎が溶けるんですけどね。
人妻の色気~~~(笑)ニッキーますます輝いてましたっけ(笑) そのほか、同じ列の席のとなりに、クム・カピオラニハオ先生んとこのアラカイさん(名前忘れた)が偶然座って、ハグの嵐だったり。今回行く先々で、いろんな人と会うのなんのって!(笑)
こちらは「クム・レイナアラ カラマ ハイネ」のハーラウ「ナー・プアレイ・リコ・レフア」 通称「アラ先生」でお馴染みのこの老舗ハラウのパフォーマンスもしっとり女らしくて優雅でやわらかなフラでございました。
これはアラ先生んとこのカヒコ。最近この隊列、ここでは流行りだそうです(笑)。
こちらは「クム・ロバート・カジメロ」率いる「ナー・カマレイ」の一団。こちらもすんばらすぃ踊りの数々はビデオってたので、サシンはこれ1枚きり。んでもって興奮してブレブレですんまそん。ここのパフォーマンスも心揺さぶられる感動ものでございました。にしてもイケメンダンサーの皆さんもいいお年になられちゃって、アテクシ大好きな「ブリちゃん」も「おっさん」になっとりましたΣ( ̄ε ̄;|||・・・ソウイウオマエモナー・・・
なんでこのハーラウが伝説伝説と騒いでいるかと申しますとね、その昔「ダリル・ルペヌイ」という巨漢のクムフラが率いてたハーラウでして。 過去の大会で、男性ダンサーの踊りは比較的おとなしめなありきたりのフラだったところに、古代戦士が戦う力強いフラを生み出したのがこのダリル先生。彼が率いる「ザ・メン・オブ・ワイマープナ」は男性だけのハラウで、1978年にメリー・モナーク・フェスティバルに出場し優勝、そのまま3年連続優勝。1986年にカムバックしてまたも優勝。が、1987年に、ダリル先生は35歳の若さで急逝。現在活躍するクム・フラの中にも、ダリルのフラに影響を受けた人は多い、ってな内容のだった訳ですよ、そこの奥さん。
で、現在活躍するクムフラも大勢この中にいて、そのクム達が踊るのを見るだけでも、ものすごい盛り上がる訳です。
マーク・ケアリイ・ホオマル、ブレイン・カマラニ・キア、チンキー・マホエ、ケアラ・チン、ムーン・カウカヒさん等々、もうすごいメンバーで踊る様は圧巻の一言でした!
カヒコでメレマイ(子孫繁栄)のネタをしたんだけど、いやぁ~場内割れんばかりの歓声で(笑)私も興奮しちゃってビデオ持つ手がガクブルでしたわ(笑) でも、このブレブレのビデオもお宝だな。間違ってもyoutubeなんぞにupはしないけどさ(笑)。途中、ワイマープナの女性版ハーラウ「Ladies of Ke’ala ‘O Ka Lauwa’e」の顔でもある「クム ヘアラニ・ユン」さんとか、ハーラウの女性も一緒に舞っていたのも感動的でした。
この「ザ・メン・オブ・ワイマープナ」のあとは、歴代の「ミス アロハフラ」のウィナー達が勢ぞろいという、これまた圧巻なパフォーマンス。
トップバッターは第一回ウィナーの「クム アロハ・デリレイ」先生。もちろん3人のお嬢様達も揃いも揃ってミスアロハ獲得という「最強DNA」の家系なのでございます。そのアロハ先生、いつになくすんげ~~綺麗にお化粧して、華麗に舞ってくださいました。
続々と歴代のミスアロハが壇上に。それぞれの人生が垣間見えるような、華麗でいて、そして見事な踊りの数々でした。かのフラマスターのジョージ・ナオペをトリビュートしたのかアンクル・ジョージの曲「カナニアオカウ」をハラウの垣根を越えて、皆さん同じ振り付けで踊っていたのが面白かった。
で、これらを見た後「駐車場が混むだろろうから」と切り上げてホテルに帰り、バタンQの一同でございました。
は~~、初日、何時間起きてたんだろう。
これにて1日目の終了でございます。
続く…φ(・ω・ )。