ダラダラと書き綴っております、メリーモナークリポート。
はい、ここからはいよいよ本戦の話でございます。
そしてもう一度お断り。
膨大なおサシンの数々。
はっきり言って「ケツ!!!」のみでございます。席が席だったもので、後ろ姿がほとんど。始まる前からごめんなすって、とお断り申し上げておきまする(笑)
さて、会場に向かうと、すでにバックステージでは、こんな光景が見られました。どこのハーラウ(お教室)かはわからなかったんだけど、本戦開始前のプレ(お祈り)をしてる光景。もちろんカメラのシャッター音が響かない遠目よりそっと撮影いたしました。
正面ゲートに行くまで、いろんなナマのレイを売ってるスタンドがズラリ。この日は、ワークショップだクラフトショップ散策だと、クタクタだったので「明日のアウアナナイトに皆で買いましょう」と横目に席確保のため、急ぎました。なんたって「自由席」のチケットだからね。場所を決めるのに、早めに会場入りした訳です。
入口入ったところは、まだ早いので閑散としとります。だ~~って、5000席のほとんどが指定席だしな!!みんな間近にゆっくりくればいい訳ですΣ( ̄ε ̄;|||・・・チェッ!
でも、入口外には「I need Ticket!」と書いた段ボールのはし切れを持ち、立ってる人が多数。自由席でもあればいいんです、あれば!(笑)
こちらは、メリモ記念Tシャツ売り場のお姉さん。お教室のみんなに買ったTシャツの数を間違いのないように、数えてくれとります(笑)ってかさ、カヒコナイトだったのに、すでにMサイズは売り切れ、バックも売り切れ。今年のメリモのTシャツはかなりかっちょえ~~デザインだったので、どうしても欲しくて、長袖半袖混じりつつ、なんとか希望枚数を買えました。
はい、会場はまだこんな感じ。で、係りの人に「自由席はどこ?」と聞いたら「バックステージか左右のサイドステージの少しの部分しか、今年はないよ」と言われ「・・・・・Σ( ̄⊥ ̄lll)・・・・・」こんな顔になりながら、そちらに向かっておりました・・・・・と!!!!!!!!!!!!
なんと、なにげに歩いてて、横を見たら。
まさかの奇跡。
(*゚ロ゚)ハッ!!あなた様は、まさかの「アンティ・フロー」!!!!!!!!!!
(≧◇≦)きゃぁ~~~~~~~~~~~~~~!アンティ・フローが!アテクシ最大の憧れのアンティ・フローが!生きて生身でここに居たぁ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!と文字通り飛び上がってビックリ!!!(笑)で、突進してって、「私はあなたのファンなんです!!!お会い出来て光栄すぎる~~~~」といい加減な英語でそれでも夢中で言ったら、アンティもものすごい笑顔でハグしてくださいました!(笑)
だって、ホイケナイトの「ハウオリフラガールズ」(メリモ初代優勝ハーラウ)。レイモミ・ホー先生始め、著名なクム達が優雅に踊ってる横で、このアンティったら、まさかの本番下ネタ踊り!!!!(爆)メリモの会場カメラもアンティ・フロー大写しだったそうで(笑)
このアンティが下ネタの振りをするたんびに、場内悲鳴に近いバカウケ状態になって、大喝采を浴びていたんですから!!!もちろんその様子をビデオで撮しながら、私も大興奮してギャァギャァ騒いでいたんですが、まさか憧れのアンティとお会いできるなんざ思ってもおりませんでした(笑)。
アンティは「9月に日本に行くよ」とおっしゃってました。どこに来るのかはわかりませんでしたが(聞いたけど発音が微妙でわかんなかった「キクジョに行く」って言ってたんだが。。。。どこや?それ)でも、お元気な姿を直に見ることができて、超嬉しかったのでございます。
そんな興奮も冷めやらぬまま、なんとか席ゲット。かろうじて舞台上が望むことができる席。
これは通路脇のアームカメラ。これをクレーンよろしく手元のレバーで操作するカメラマン。尊敬いたします(笑)だってアテクシだったら、ダンサーとか通路を歩く人の頭にカメラぶち当てるのは確実だと思われ。(笑)よ~~く見ると、このカメラにもティーリーフで編んだレイが掛けられていたのが、オサレでした。きっと「撮影が無事に行くように」とティーの葉でお祓いしてるような意味合いだったんではと思いました。
本番が始まる前に、バンド席をパシャ!!Σ[ ◎ ]}ー´)
これはセンター階段下の音響機材のブース。モニターなんでしょうか、でっかいTV画面があります。
こちらは、本番の一番最初に、王族に扮した人々が入場する際の、ほら貝部隊の少年達。まずは先陣切って、ほら貝を吹いて場内を清めます。
このメリーモナーク、そもそもが「キング・カラカウア」を讃えるというのが主題のお祭り。白人社会に制圧されて、ハワイ人がフラを禁止されていた時代にそれを復活させたのが、この「キング・カラカウア」。それも自分が王様になる戴冠式にフラを復活させたというドラマチックなことをした王様だったため、人気は未だに不動なのです。なので、「陽気な王様」=「メリーモナーク」と題したこの大会、まずは「ロイヤルコート」といって、カラカウア王始めとして、以下の王族に扮した人々が会場の一角に用意された「王族専用席」にお迎えする儀式から始まるのが常なのです。
「キング・ディビット・カラカウア&クィーン・カピオラニ」「プリンセス・リリウオカラニ(カラカウアの妹)」「プリンセス・リケリケ(カラカウア王の妹)」「プリンセス・カイウラニ(リケリケの娘)」「プリンス・レレイオホク(カラカウアの弟)」「プリンス・カヴァナナコア(リリウオカラニの甥)」「プリンス・ケリイアホヌイ(カピオラニの甥)」「プリンス・カラニアナオレ(カピオラニの甥)」・・・・間違ってたら、ごめんなすって~~~~(笑)
で、これらに毎年扮する人は、実はハワイの一般市民。それぞれ家庭を持ち、職業を持ち善良に暮らしてる市民なのです。決して本物の王族ということではないのですね。でも、誰それの子孫とか、フラをしてたとか、何かしら、こういうことに関係のある家系だったり血筋の人々が毎年選出されるようなのでした(笑)
ほら貝隊の少年達も選ばれるだけで名誉なこと。だから、上手にほら貝を鳴らします。
これは今年の「キング・カラカウア」と「クィーン・カピオラニ」
露払いよろしく「カヒリ」という鳥の羽で作った飾りを持ち王族を警護しとります。それぞれのプリンス達もちゃんといるんですよ。あたしゃ、王様とお妃様だけかと思っていたが、一族郎党勢ぞろいだったとは、今回初めて知りました、って何回メリモ行ってんのさ・・・・(-。-;)。
この王族に扮した人々も実は大変な重労働。王族に扮して、専用の椅子に座ったら、トイレにもいけず、6時間以上、ずっとそこに座ってなければならないんですから!
王族の入退場に際しては、場内の観客は立ってお出迎えとお見送りをします。
さて、次はいよいよ本番のカヒコ(古典フラ)タイムに突入です。
しつこく続く・・・・・_¢(ーーメ)ナガイネ…