アテクシの住む山形県に、かの芭蕉翁が一句ひねって有名になった「立石寺」というのがございます。
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」
これ、聞いたことあるっしょ~~?(笑)このお寺、地元では「山寺」と呼ばれ親しまれてます。
で、我が家から一里(距離わからない方はググってくださ~い・笑)の距離にあるこの観光地。
風光明媚?(なんもない景色なんだけど)を愛でに、全国からお客様が訪れます。
名物は、天台宗立石寺の「奥ノ院」という場所に行くのに、山の急こう配を登って行く「1015段」の階段。
老いも若きも、一生懸命登るんです。
汗は出るわ、心拍数は上がるわ、足はガクガクくるわ、でもう大変。
一心不乱に登った先に開けた景色のすがすがしいこと!
で、この無心に登る行為というのが、「修行」に当たるそうでして。
言われてみりゃぁ、余計なこと考えてる暇もなし、何にも考えずヒーヒー言いながら登ってまいりました。
はい、地元も地元、家からそのお堂が見える距離なのですが、20年ぶりに登ったのには立派な理由がございました。
そう。7月に亡くなった私の父の「歯骨」を収めに参ったのでございます。
なんと、山形の風習でこの近隣に住む人々は、宗派関係なく「山寺」(立石寺の俗名)に「歯骨」を収めに行くのがならわいなのでありました。
山形の土地を愛してやまなかった父の遺志をついで、せめて「歯骨」だけでも、この土地に収めてあげたいなぁという願いを母が聞いてくれたので、母と夫と私の3人でエッコラオッチラ登ったのでございました。
1015段の階段を上がり切ったとこにある、「奥ノ院」というとこが、その納骨場所。そこでお経をあげて供養していただきました。
体育の日の振替休日を含んだ、晴天の3連休のさなかだったので、すごい数の観光客の皆さん。
賑やかな声がこだまする山あいの急な階段を昇降して、あちこち筋肉痛になったのはお約束の出来事(笑)ε- ( ̄、 ̄A) フゥー
そんな真夏日のような連休のあとは、いきなり秋モードの山形。
油断すると雪が降るんではないか?(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルという寒さでございます(笑)
まずは、麓にある「芭蕉翁」の前で余裕のパチリ(笑)。暑かったんだ、この日!
そして、どうやっても縦になってくれない、サシン(笑)かなりばてております。汗びっしょりの全身。
頂上付近で後ろを振り返れば、こんな景色が( ゚∀゚)アヒャ~~~!
The observatory of a wonderful scene !!wow!
左の山の向こうに、仙台。右が日本海(笑)大まかな分類です(笑)
ああああ、また横向き・・・・これは帰り道。汗も引いて身体も冷えました。下りの方が、膝がガクブルになりました! アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
下山して、地元の蕎麦屋で一息つきました。やっぱ山形っていったら「板蕎麦」っしょ~~~~~。まもなく新蕎麦の時期。また食べに行かなくちゃ!( ゚∀゚)ノ