地震発生後、時間経過にしたがって、想像を絶するなどという言葉では表せないほどの惨状が次々とわかってきました。
山形も被害は少なかったものの、余震の恐怖、及び物質不足で相当のストレスとダメージを受けております。
だが、これはもう今の日本列島の半分がそういう状態。
輪番停電の影響は関東でも深刻です。
被災地である東北にも輪番停電が回ってくるようです。停電もなんでもできる限り協力する心づもりでおりますが、劇的惨状である太平洋サイドの電源供給だけは続けてほしいと願ってます。とくに被災地ではロウソクもない、極限の状態の人々が未だ救助を待ってるかと思うと、胸かきむしられる思いです。
行方不明の家族を泥だらけで探す被災者に今できることはなんでしょう。
ただ「祈る」ことしかできない。
その現実に茫然としてます。
もちろん節電、義援金等々やれることはあるでしょうが。
モノがないということだけで、ささくれ立つ己の心を戒め、不安を押し殺し、出来る限り節約を実行しております。私などは震災にあったなどと言えないほど恵まれた状況です。
家族や主だった知人・友人の安否を確認出来、こうして過ごせるのですから。
震災直後は「生きてるだけでよかった」と涙しましたが、現実これから先「生きてるからこそ味わう苦悩」へと感情が移行しつつあります。だがしかし。甘んじて受け止めなければ。生きて味わう苦悩を体験しなければ、津波に流されていった人々に申し訳ない。言い訳が立ちません。
一瞬の間に、家で、職場で津波に流された恐怖を抱えたまま亡くなった魂は、はたして浮かばれるのでしょうか?
深く深く鎮魂の思いで祈ることしかできないのです。
思えば、宮崎の新燃岳の噴火、ニュージーランドの地震、キラウェア火山の噴火等々、環太平洋のマグマの活動が活発化していたのに、人ごととしかとらえられなかった罰を今、受けてる感じです。もっと「火山列島」である「日本」に暮らしてる自覚をもつべきだった。
今更遅いですが。普段からそんなグローバルな視点では暮らしてませんし。
怒りの矛先は原発です。
4基ある原子炉、まもなく全部爆発するのではないのでしょうか?目先の危機に慌てふためく科学者もどきの「人災」とここではっきり言わせていただきます。情報操作もしかり。被災者及び、国民全体に重篤な事態を伝えない政府にも怒りを感じます。
仙台・福島の人々が続々と山形に避難してます。もちろん原発の被爆から逃れるために。
しかし今後、流通、食品・その他想像も及びませんが、かなり深刻なダメージをこの原発の事故によって国民があびるのは避けられないでしょう。
願わくば、日本の「へそ」である「管総理」が命をかけてこの事態を納めてほしい。
救援要員10万人とありましたが、その「救援」からもれた人々をも、「救済」してほしいと思ってます。
地震後からナーバスになったり感情的に起伏が激しく、こんなブログを書いてしまいましたが、せっかくHPをご覧にお越しの皆さま、お許しくださいね。
とりあえず、ここ30時間、暖房なしの生活をあえて、過ごしております。(燃料がないのも事実ですが)
今日の予報は雪。
でもそれをしのげる家にいられる現実に感謝。
我が家の猫2匹も恐怖にさらされる日々で、いつになく突飛な行動続きです。飼い主ともども、ちょっとの音にも敏感に反応し、外を車が通った音だけで「余震!」と身構えたり。
まず、信じられないほど「音」に敏感になりました。「余震」には「音」がつくのですから。地鳴りとも違う、空気を震わす何かが耳に届くのです。
そして、カラスやスズメは、余震コンマ何秒か前に、一斉に空に飛び立ちます。その他、生き物の観察はしてませんが、我が家のヘタレニャンコ達は、ビクビクのまま過ごす日々です。
あの津波でいろんな生き物も流されたと思うと・・・・・。
まずは、気を取り直して、今日も一日頑張ろうかと思います。