福島原発の問題が、どんどん深刻化してきてます。
命がけで消火活動にあたった人々がいるというのに、「風評被害」という見えない敵が
また福島や周辺を襲っている。
そして国は、放射能の汚染に関して「人が浴びてよい基準値」を上げるという、茶番をしては
国民を愚弄している事実。
私はどんなに国が「安全だ」と言っても、信じません。
だからもう一度ここに載せます。
「原発がどんなものか知ってほしい」平井憲夫著
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
今だからこそ、福島、茨城そして宮城等、原発周辺で採れる作物をあえて買いたい。
だって洗えば平気なんでしょ?
乳牛のミルクを泣く泣く捨ててる農家。
「安全」ならそれらを食べても飲んでも平気なんじゃありませんか?
「安全」と言いながら「買うな」という矛盾。
でも、もし自分が妊娠中だったり、子供がいたら。
こんな強気は言えないでしょう。
だからこそ、情報を隠ぺいせず、きちんと国民に知らせてほしい。
だが、無理でしょう。一国のヘソである総理大臣からして見るも無残なリーダーシップのなさ。
悲しいことに「あいまいさ」と「愚弄」が服を着て歩いてるとしか、お大臣様達が見えなくなりました。
そして未だに不思議なのが「東電」の社長さんはいつ会見してくれるんでしょうね(笑)
会見したらしいと友人から聞きましたが、影が薄いんだか記憶にありません。
相変わらず、市井はガソリンを求めての長蛇の列。しかしそれは「とりあえずストックしたい」という自己中の人々が大半で、出勤や、緊急に必要な方々にはガソリンが行き届かないという現実となっています。
ガソリンスタンドで働いてる人が「大半の人がメモリ8割はガソリンが入ってる状態なのに給油しにくる」と。
東京の実家で暮らす親から「どんどん物資が出回ってまもなくそちらにもガソリンは行くはず」と励ましてくれますが、山形県は今月いっぱいでも、今の状態は解消されないのではと思ってしまいます。
緊急でも通勤もない状態の今の私にガソリンを求めて長蛇の列に並ぶ理由もないので、やはり今日も並びませんでした。
TVで被災地のガソリン給油の長蛇の列にエンジンを切って、毛布で寒さを凌ぎながら並ぶ老夫婦が映りました。「身内が震災で亡くなって、遺体確認に離れた町の体育館に行きたいのだが、ガソリンがない」と。
そして火葬がおいつかなくなり、被災地ではとうとう「土葬」が認可され実施され始めました。
私の住む天童にも「火葬」のため、被災地から遠く運ばれ火葬される方々が溢れています。
でも、こちらも燃料不足で、一日わずか5体しか火葬できない。あちらこちらで途方に暮れる場面が
続出してる現実を知ってでも、私はガソリンが欲しくない。
ブログで勝手を書いてる私ですが。
昨日今日と寝込んでしまいました。どうにもこうにも起き上がれず。
情けないけど、二日間寝てました。
そんな日曜日の朝5時からradiko.jpでハワイの情報番組ラジオ「ウキウキハワイ」をパソコンを通して聴きました。
ハワイのミュージシャンの方々が震災復興を願ってライブをしてくれた放送だったのです。
あの青空と風と海と人々のざわめきをバックに流れてくる音楽を聞いてたら、なんだか涙が止まらなくなってしまって困りました。
でも昨日は震災9日ぶりに80歳と16歳の祖母と孫が救出されたというニュースに励まされ。
不安とストレスがないまぜになって身体を揺さぶりますが、生きてるからこそ味わうことであって、だからこそどんなことでも逃げずに体験せねばと思ってます。