2014年5月24.25日の両日。山形県で「東北 六魂祭」というものが開催されてます。
東北六県 北は青森から岩手、宮城、秋田、山形、福島と。
3年と2か月、「あの日」から経ったわけですが。
いまだ、人々の困窮はやまず、減らず。
だけど、前を向いて毎日ご飯食べて仕事して勉強して、あれしてこれしなきゃいけないわけでして、人間ってやつは。
そんな東北6つの県の、各地のお祭りを一堂に集め、あの日無碍にも海に引きずられていってしまった魂を鎮めよう、悼もう、そして生きてる自分達も元気を出そうじゃないか、という趣旨で始められた、このフェスティバル。
詳しくは「ここ」を見てね、ってことですが。
津波の甚大な被害をこうむったのは、主に太平洋沿岸部の地域だったけど、今年は、その太平洋側とは逆の「裏日本」の「山形県」でそのお祭りが開催されたわけなんです。
「裏日本」ってなんか見下げたバカにした響きがあると思った方々。
この裏日本のおかげで、復興が出来たといっても過言じゃぁないわけよ。
表がズタズタになってるとき、裏も頑張ったんだよね。
今回の開催地、ワダスの住む山形県は、震災瓦礫をいち早く受け入れ、被災した皆さんを受け入れ、支えたんですわ。
どこかの県みたいに「瓦礫搬入反対」なんてせせこましいことは言わなかったのがえらいと思ったよ。
青森県のねぶた祭り、岩手県のさんさ踊り、秋田県の竿燈、山形県の花笠祭り、仙台の七夕祭り、福島県のわらじ祭り。
日本ってすごいね。各地各地に何かしらのお祭りがあるんだもの。
八百万の神様、仏様を崇め、大切に祭る風習は、ハワイともつながるものがある。
神楽とか、能とかは、それがもっと突き詰めたものになってくんだろうけど。
人々が集い、何かをするのは、大地や宇宙につながる空間になにかしらをもたらすエネルギーを生ずるわけだと思うわけですよ。
と、ここまで長々書いちゃったけどさ。
その肝心なお祭り、と~~~~んでもない人人人で、結局現場にゃいけなかったズブン。
なんせね、「人ごみ嫌い」なんだ、実は(;^ω^)。
でも、行ってみたい見てみたいって欲望はある訳でして~~~( ゚∀゚)o彡°ナライケバイイジャンカ~~~~!
でね、出かけたさ、やっぱり。
そう、「ブルーインパルス」の展示飛行を観に!!(∵ェ∵)ぇ…祭り会場でなく?(笑)
ってかさ、庭にでりゃ曲芸飛行、何とか見えるんだが、どうせなら障害物(うちの場合、山!)がないとこで、思いっきり見たい!
ってな訳で、山形市内のジャスコの屋上に出かけたんです~~~。←…d(゚∀゚*)…ッテ、ソンナトコカヨ~~(笑)
だってさ、ジャスコの真上で演技してくれるんだもん!(笑)
そしたら、同じ考えの人がたくさんいたもんで、屋上、かつてみたことないほどの、人&人&ひと~~~~~。
もちろん満車状態で、チームの飛来を待ってる間、自前の椅子まで持ち出して待機する人までいる始末(笑)。
そして待つことしばし。
はい、やってきました、我が日本の航空自衛隊の誇る「ブルーインパルス」が!!
煙幕を吐きながら、いろいろな編隊を組んで、素晴らしい飛行を見せてくれました。
ものすごい音に、ぎりぎりまでの低空飛行に、人々のボルテージ一気に上昇。
もうさ、なんての?たかが飛行機の曲芸で、こんなに感動するものかと。
ってか、胸いっぱいで。
近年になく、ものすご~~~~~~~~~~~~~~~い、元気もらえたんだすわ。
ありがとう「ブルーインパルス」。
「あの日」は松島の自営基地にいなかった、このチーム。残ってた機体は津波でやられちゃったけど、紆余曲折を経て、こうやってまた素晴らしい展示飛行(曲芸飛行のことをこう呼ぶ)を見せてくれて、ほんとに感動しました。
山形のお隣、宮城県の東松島にある、彼らの基地から、山形まで実質5分で来るんだけど、展示飛行のための飛行ルートがあったらしく、基地から20分で山形到着。20分強の演技を終えて、さっそうと東の空に帰っていきました。
今回の編隊は6機。
それは「六魂」のための6つのフープを大空に描いてくれるためで、大きく正確で綺麗な輪を絶妙なタイミングと角度で描いてくれました。
写真は撮らないで、心のシャッターを切ろうと思ってたズブンだけど(笑)
頭上にきたら、たまらなく1枚撮っちゃったよ~~~。
うちの旦那さんは、会社の屋上でビデオ撮影してたらしい。(笑)
それが、この1枚です。
宮城の基地から大阪まで15分で行っちゃうんだって「ブルーインパルス」(笑)ひゃぁ~~~~、そんな早いの乗ってみた~~~~い。
で、それ見て結局帰宅。祭りはTVでチラ見しました(笑)
明日25日(日)も続けてお祭りは続くのでありました。
でも、そんな山形から明日はお隣の仙台で開催される「スプリングフラ」に参加のうちらハーラウ。
ブルーインパルスパワーで、猛暑予定の明日、一同がんばりま~~~す!(笑)